こんにちは。
いつも当ブログを読んで頂き誠にありがとうございます!(^^)!
守谷久保ヶ丘校室長の赤根です。
今回は受験生ではなく、中学2年生へお送りします。
今年の高校入試も大詰めの時期を迎えようとしています。
中学3年生は、最後の力を振り絞って日々がんばっていることでしょう。
今回は、現在中学2年生のみなさんに、1年後の高校入試に備えて、これからどのように勉強を進めていったら良いのか、アドバイスをさせていただきたいと思います。
【1】受験はすでに始まっている
茨城県立高校を目指す受験生の多くは、中学3年7月の部活動引退時から本格的な受験勉強を始めるようです。
しかし、私のこれまでの経験から、単に学校授業の補習や定期テスト対策ではない、本格的な受験に向けての準備を始めて、その学習の成果が得点として結果に表れるまでに、早い生徒でも3か月~5か月、遅い生徒では1年近くかかってしまうと感じています。
ということは、確実にその成果を出し切るためには今(この1月)から何らかの準備を始めたほうが良いということになります。
【2】いつどんな内容を学習すれば良いか?
1年間をいくつかの期間に区切って計画を立てると良いでしょう。
(ア)1月~4月
この期間は中学1・2年生内容の総復習をやる期間だと思ってください。
実は、このまとめをこの時期にやるとやらないとでは、その後の受験勉強に大きく影響をおよぼします。
内容としては、1・2年の基礎の見直し、そして、余裕があったら入試に出るような問題の演習を行うと良いでしょう。
(イ)5月~7月
この期間は、前項の1・2年生の総復習の進行状況を見ながら、必要に応じて、3年生の勉強にも励むと良いでしょう。
進みの良い方、上位校を目指す方は学校のペースに関係なく、先に進めることをお勧めします。
(ウ)夏休み
この約40日間がその後のすべてを左右するといっても過言ではないでしょう。
どこか塾に行くにせよ、自分でがんばるにせよ、やり方や内容をしっかり考えて取り組まないと、最悪取り返しのつかないことにもなりかねませんので注意してください。特に内容については、それまでに自分がやってきた勉強をしっかり振りかえって吟味しないと、がんばっているのにかえって遠回りだったなどということにもなりかねませんので気をつけてください。
夏期講習などを受ける場合も同様で、友達が行くからとか、何もしないよりはましだからなどの理由で決めるのではなく、この40日間で自分はどうしたいのかをしっかり考え、塾の内容などをきちんと聞き、理解したうえで決めると良いでしょう。
(エ)9月~12月
まだまだ点数を気にする時期ではありませんが、この期間の実力テストや模擬試験の結果によって徐々に県立受験校の意識が強くなってきます。
特に11月の学力診断テストの結果で、三者面談が実施され私立高校の受験校の決定となります。
そういう意味では重要な時期。
この期間は学校の勉強と並行して、入試実戦問題演習を行うと良いでしょう。
そして、この時期の演習でもっとも大切なのは、ひとつひとつの問題を丁寧に解くことです。
時間を気にするあまり速く解こうとか、答えさえあっていれば良いとかという勉強法はその後の伸びを妨げることになりかねませんから気をつけたほうが良いでしょう。
(オ)冬休み~受験
ここまで来たら後は演習あるのみです。入試レベルの問題や過去問などを通して、ひたすら問題演習を行ってください。さらに、この時期は冬休み前とは違い、時間も気にするようにするとよいでしょう。
間違っても、教科書や分厚い参考書などを使って3年間のまとめなどはやらないで下さい。それよりも、薄くてよいので入試用の問題集を何回も、あるいは何冊も行うことです。
いずれにせよ、すでに来年の受験は始まっています。
今からきちんと計画を立て受験勉強を始めましょう。