こんにちは。
いつも当ブログを読んで頂き誠にありがとうございます!(^^)!
守谷久保ヶ丘校 室長の赤根です。
模試を受ける大切さを3回に分けて更新致します。これから数多くの模試を受けることになる皆さん、模試の意味をしっかり理解し活用して下さい。
正しい模試の受け方4つ
前回の内容で「模試を受ける意味」を理解したところで、次は実践編の模試の正しい受け方について。
模試だからってテキトーに受けない
「しょせん模試だから」「受けろと言われたから」と言ってテキトーな気持ちで受けるのなら、その時間家で寝ている方がよいでしょう。結論は、
模試は受験本番のために受けるのだから、受験本番と同じ気持ちで受けるべきだ。
分からない問題でも出来るだけ空欄を作らない、時間が余ったら最後まで見直しをするなど。「本番ではちゃんと見直しをします」と言い訳をする人がいますが、練習でできないことを本番でできるはずがない。
時間配分を考える
模試で一番身につけて欲しいのは、各科目の時間配分の感覚。模試を受ける前に予め時間配分を決めておいて、それを実行してみよう。問題を解いていると、自分が決めた時間配分通りにいかないことがしょっちゅうある。そのときどうするか。多少時間配分をオーバーしてでも果敢に挑戦し続けるか、その問題を飛ばして次の問題に移るか。それをその都度考えて実行していくと、「こういう時はどうすればいいか」という感覚がだんだん身についてくる。その感覚が入試本番にめちゃくちゃ役に立つことになるので、時間配分を先に設定しておくとよい。
ちなみに、模試会場では時計が見にくい座席があるので、時計は自分のものを持参することをオススメする。
自信の度合いによって問題にマークをつけておく
問題を解いているとき、自分の解答の自信の度合いを問題番号にマークしておくと、テスト後に復習するときにとても役に立つ。
例えば、
自信がある問題には〇印、
ちょっと怪しい問題には△印、
全然分からなかった、もしくはカンで答えた問題には✖印、
後で戻ってもう一度解きたい問題には☆印など。
模試が終わってから模試直しをするとき、どの印で間違ったのかを知ることは非常に参考になる。○印がついているのに間違ったなら、根本的に問題を勘違いしているか間違ったものを覚えているかもしれないし、×印をつけたようなカンで正解しただけの問題を見逃さずに済む。これはもちろん本番でやることではないが、模試を120%有効に活用するには是非やっておきたいワザ。
自分の解答を問題用紙にメモをしておく
これは入試本番では必要ないことですが、模試においては、自分の解答を出来る範囲で問題用紙にメモしておくことが大切です。というのも、模試を受けてから自分の解答が返却されるまで、早くとも1週間以上はかかる。模試は終わったらすぐにやり直しをするもの。1週間以上経つと、自分がどのように解いたか、なぜこんな考え方をしたかを忘れてしまう可能性があり、忘れた後に復習をしても効果は半減してしまう。
ただ、長い記述問題の解答を問題用紙に写すことに手間がかかり、問題を解く時間がなくなってしまったというのも本末転倒。出来る範囲で構わないが、なるべく解答は問題用紙にさっと書く癖をつけておくとよい。
次回 は 模試は終わってからが最も大切! 模試の復習法です。
第1回 模試を受ける本当の意味 こちらをクリック