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那珂菅谷校 「復習」のススメ

ブログをご覧の皆さんこんにちは!

ITTO個別指導学院 那珂菅谷校です。

いよいよ、県立入試までのカウントダウンが始まりました。

今月は、小田倉先生が入試までの過ごし方をアドバイスしてくれますので、すぐにバトンタッチしたいと思います!

こんにちは!講師の小田倉です。

今年の県立入試(茨城)は2021年3月3日(水)ということで、受験本番まで残り3週間を切りました。そこで「県立入試までのオススメ勉強法」について書かせていただきます。

 

結論から先に言えば、入試直前期にオススメするのは「復習」です。もちろん、過去問演習などはある程度行う必要があると思いますが、この時期に一番効果がある勉強は「復習」であると言ってよいと思います。理由は大きく2つあります。

 

第一の理由は、「受験までの残り期間が短いため、新しい学習内容を定着させることは困難である」ということです。多くの受験生は「受験に出ると言われているが、まだよく分かっていない単元」というのをいくつか抱えていると思います。そして、受験直前期になるほどそうした単元に手を出してしまいがちです。しかし、そうした単元を受験直前期に慌てて勉強しても、結局定着が追いつかずに、「本番でも解けなかった」となってしまうことが多いのです。受験に必須かつ基礎的な単元であれば話は別ですが、そうでない場合は「新しい単元に手を出す」というのは避け、既習内容の復習をする方が好ましいと言えます。

第二の理由は、「『以前正解できたはずの問題が、本番でも正解できたか?』が受験で合否を分ける大きな要因である」ということです。基本的に受験生は自分の実力に合わせて志望校を選んでいますから、これまでの模擬試験や過去問演習と同等の正解率を出せれば無事合格するはずなのです。仮にその年の試験が難化したとしても、それは受験者全体に影響するため、大きな問題ではありません。重要なのは「以前、模試や過去問で正解できていた問題」を確実に正解するという点です。受験生はつい「苦手(と自分が思っている)単元」に意識を向けがちですが、実は「得意ではないが苦手だとも思っていない(から正解できるだろうと思っている)単元」が案外正解できず、それが合否を左右するのです。

 

このため、「今まで出来ていたことを確実に!」という観点から、徹底的な復習をオススメします。これまで受けてきた模擬試験や過去問で正解した問題を、自力でもう一度解いてみてください。本当に確実に正解できるでしょうか?逆に、過去に全くできていなかった問題に無理に手を出す必要はありません。受験までの短い期間、できることは限られています。もし「何をすれば良いか分からない…」という場合は、私たち講師に気軽にご相談ください!色々と不安になり、投げ出したくなることもある時期だと思いますが、自分の実力と残り時間に向き合って、焦らずに淡々と勉強を続けることが、合格に近づく最善手だと思います。

最後まで一緒に頑張っていきましょう!!