こんにちは。
いつも当ブログを読んで頂き誠にありがとうございます!(^^)!
守谷久保ヶ丘校 室長の赤根です。
夏の勉強方法について書いてみます。
夏休み中は、夏期講習を受講して頂きますが、1日の大半の時間を家で過ごします。
おうち時間が、高校生にとって非常に大切になります。少し長くなりますので、必要な所だけ読んでください。
高1の夏休みの勉強方法、夏休みの過ごし方
高校1年生は高校生になって初めての夏休み。
大学受験はまだ少し先のお話なので、受験勉強はそこまで意識しなくても大丈夫ですが、将来の目標を考えてほしいです。
それと1年の夏は、学生の特権として私はぜひ遊んで欲しいなと思います。(バイトは禁止、今行うことではありません。)
日々勉強をしておけば後々の受験勉強がかなり楽になります。
高1生にオススメの勉強方法
高1の夏休みは中学校の学習内容や、夏休み前に高校で習ったことをおさらいしましょう。
高2、高3になるにつれて勉強内容はどんどん難しくなっていきます。
そのため、1年生のうちに基礎をしっかり固めておくのです。
オススメの勉強方法は学校で買ったワークを全て解くことです。
もちろん習ったところまででOKです。
具体的なやり方は1度全ての問題をざっと解いて、間違えた問題に印をつけます。
そして、1周目が終わったら間違えた問題だけもう1周し、また間違えたらさらに印をつけましょう。
これを間違える問題がなくなるまで繰り返します。
1つのワークを徹底して解くことで一通りの解法が身につき、他の問題も解けるようになります。
高2の夏休みの勉強方法、夏休みの過ごし方
高2もまだ受験生ではありませんが、来年受験ということで、受験勉強も気にしなければいけない時期です。
基本的には高1と同じでそれまで習ったことを確実に定着させることを意識しておけばいいでしょう。
また、高2で絶対にして欲しいことがあります。
それは共通テストと志望校の過去問を1度解いてみることです。
まだ本格的に受験勉強をしていないので結果は悲惨かもしれません。
しかし、この目的は自分が受ける試験はどんな形式になっているのかを知ることなので、結果が良くなくてもOKです。
試験にどんな問題が出るかを知っていれば自分がどんな勉強をすべきか分かります。
すると効率の良い勉強方法を考えることができ、ライバルに差をつけることができるのです。
高2生にオススメの勉強方法
それまで習ったことを定着させるにはすでに自分が持っているワークや教科書を一通り解き直すのがオススメです。
共通テストや志望校の過去問を解くときにはぜひ実際の試験時間で解いてみてください。
志望校の試験は記述式のところも多いと思うので、もし採点までしたい場合は学校の先生に御願いしましょう。
高3の夏休みの勉強方法、夏休みの過ごし方
高3の夏休みは非常に大切です。
ここで受験勉強をどれだけやるかで受験の結果も変わってくるといっても過言ではないでしょう。
受験を意識しながら、それまでの勉強内容の苦手を潰していきましょう。
「勉強とは分からないことを潰していくこと」です。
毎日10時間勉強しろとよく言いますが、キツイなあと思うくらい自分を追い込みながら勉強する価値はあります。
頑張って勉強した分、成績が上がり、受験合格に近づくのは間違いないです。
高3生にオススメの勉強方法
高1の勉強方法から見てくださっている方は「また!?」と思うかもしれませんが、やはり高3でも持っているワークと教科書を一通り解きましょう。(詳しい方法は高1のところへ)。
何度もこの勉強方法をオススメするのは本当にこの方法を中心に勉強してもらたいからです。
何回繰り返し解いても一定期間経てば解き方が分からなくなっている問題はいくつもあります。
そのため、いつまで経っても解く価値があるのです。
また、高3の夏休みには共通テストの勉強を意識し始めて欲しいと思います。
まずは共通テストの過去問を1度解いて、自分の実力と共通テストの問題との距離を思い知りましょう。
恐らくあまり解けなくて落ち込むことになると思いますが、共通テストの問題の形式を理解し、さらに実力と試験との差を知ることでこれからどれくらい勉強したら良いのか分かれば夏休みから共通試験にかけて一気に実力が伸びていきます。
高3の夏休みは共通テストの出題形式を把握することを最低限の目標とすると良いかもしれませんね。
夏休みにはどの教科を勉強したら良い?優先順位はある?
夏休みにはどの科目を勉強したら良いのでしょうか?
もちろん答えは全部です。
全ての教科を平均的に出来るようになることで、模試や受験の合計点もグッと上げることができます。
全ての教科が大事ではありますが、優先順位を決めて勉強すれば勉強効率は一気に上がります。
まず取り組んで欲しいのは苦手な教科です。
これは言われなくても分かるかと思います。
いつも点が取れない苦手な科目は裏を返せばこれから勉強すれば何十点も上げられる教科です。
夏休みに苦手分野を徹底して潰しましょう。
また、志望校で配点が高い教科も勉強が必要です。
外国語学部は英語の配点が高かったり、理系の学部なら理系科目の配点が高いでしょう。
志望大学の配点を知らないという人はこの機会に調べて配点が高い教科の勉強に力を入れましょう。
夏休みの英語の勉強方法とは?
ここからは各教科の具体的な勉強方法をご紹介していきましょう。
まず1つ目は英語です。
夏休みにぜひして欲しい勉強方法を簡単にお伝えします。
英単語を覚える
夏休みは毎日英単語を覚えてください。1日1〜3つだけでも良いです。
大切なのは毎日続けられる目標を設定することです。
長文読解に慣れる
長文読解の対策も欠かせません。長文読解は実力はもちろん、読みきる集中力も必要です。
長文読解が苦手だという意識があるとそれだけで英文を読んでも頭に入ってこなくなります。
そこでとにかく長文読解の問題を解いてみることで苦手意識を潰しましょう。
毎日英語を聞く
難関大学に合格した方は、英語に慣れるため毎日英語を流して聞いていたそうです。
これはリスニング対策としてもとても良いなあと思います。
英語に慣れるためにもぜひ皆さんにオススメしたいです。
夏休みの数学と理科(化学)の勉強法とは?
数学は先ほどから何回も言っているように教科書とワークの問題を何度も繰り返し解いていました。
理系科目は参考書を何冊も買ったりせず1冊を極めた方が良いと言われますが、本当にその通りだと思います。
皆さんもぜひ夏休みは一通りワークと教科書を解いてみてください。
夏休みの世界史の勉強法とは?
世界史で良い点を取りたいなら、記述式の問題集をマスターすることをオススメします。
記述の世界史の試験はないという人でも記述対策の問題集がオススメです。
大学受験勉強は夏休みから?受験と夏休みの関係性とは
さっきからちょこちょこ出てきてはいますが、ここで改めて受験と夏休みの関係性についてまとめておきましょう。
高1、高2ではそれほど受験は意識しなくてもOKですが、高3すなわち受験生にとっては夏休みはとても重要です。
それまで部活でなかなか勉強する時間がなかったという人も夏休み前に部活が終わることがほとんどですから、夏休みからが本格的な受験勉強の開始時期になるでしょう。
高3の夏休みは共通テスト対策を始めることを意識しましょう。
数ヶ月後には大学受験が始まるという緊張感を持って勉強しましょう。
国公立大学を受験する方は記述式の対策をどうするのかも考え始めた方が良いですね。
次回は、夏休みの計画の立て方を予定しています。 ではまた。