タイトルの言葉はプロ野球の野村克也監督がよく述べていた言葉です。
この言葉はもともと江戸時代の剣術の達人であった松浦静山の剣術書から引用されたもので
『負けるときには、何の理由もなく負けるわけではなく、
その試合中に必ず負ける要素がある。
一方で勝ったときでもすべてが良かったと慢心すべきではなく、
勝ち試合の中にも何か負けにつながったかもしれない要素がある』
という意味です。
1学期の中間テストがおわり期末テストや実力テストが近づいてきています。
中間テストが良かった皆さん、その点数の中にてきとうに選んだ記号が当たっていた、たまたまヤマがドンピシャに的中した。
そういったことはありませんでしたか?
逆に悪かった皆さんは、なぜこのような結果になったか振り返ってみましたか?
ケアレスミスだったのか、事前の勉強時間が足りなかったのか、あるいは普段の授業をきちんと理解して聞けていなかったのか、人によっていろいろあるかもしれません。
テストの点数という数字に一喜一憂することが、テストの目的ではありません!
今回受けたテストの内容が理解できているか、
あるいはどこを理解できていないのか、
現時点での自分の能力を確かめるものだと思ってほしいです。
ケアレスミスが多かったのであれば、問題を解く際にどういうミスをしていたか意識しながら解く、事前の勉強時間が足りないのであれば、勉強時間を確保できるよう早めに準備していく、普段の授業が理解出来ていなければ先生や友達に教わる。
対策手段は原因によって違ってきます。
悪かったテストを振り返るのは大変ですが、一度立ち止まって考えてみてもいいかもしれません。
一人で大変だと思うなら塾の先生をどんどん頼ってください!!