こんにちは。
いつも当ブログを読んで頂き誠にありがとうございます!(^^)!
守谷久保ヶ丘校室長の赤根です。
受験生は、ラストスパートの時期になります。集中力を切らさずに頑張りましょう。
受験生はこの時期になると模試などを受け始めるせいか、やたらと難しい問題ばかり解きたがる人がいます。
中1中2の生徒でも、ちょっと出来るようになってくると基礎の反復を嫌がる人がいます。
しかしながら基本的なことが正確に出来ないと、応用問題を解いたところで太刀打ちできません。
数学で言えば、計算があやふやで文章問題が解けるでしょうか?
英語で言えば、単語・文法があやふやで長文が読めるでしょうか?
もちろん応用問題を解かなければ、応用問題が出来るようにはなりません。
ですが、まずは基本を固めてからです。物事には順序があります。
では、例えば数学で計算は出来るからと文章題に取り組むとします。
ここで理解しておく必要があるのが「文章問題にも基本形がいくつかある」ということです。
今度はこの基本形を完璧に出来るようになるまで繰り返します。
完璧に出来ているとは「特に考えなくてもスラスラと出来る」状態を指します。この状態になるには反復練習が必要です。
テスト中に「うーん・・・」と考え込んでしまうような問題は、語弊を恐れずに言えば「難しすぎる捨て問題」もしくは「自分の勉強不足」です。
「授業を聞いて分かったと思うこと」と「自分で解けること」は違います。
「解けること」と「完璧に解けること」も違います。
今年の中3生は私が口酸っぱく言い続けた成果が表れたのか?
いやいや、全員この辺りをよくわかっているようで、きちんと反復して自分のものにしようと勉強するようになりました。
中1・2年生もだんだんと分かってきた人もいるように思います。
ありもしない「簡単に解けるテクニック」みたいなものを探しているようでは、学力は絶対に上がりません。
「基礎を固めて応用に取り組む」「考え込まずとも解けるまで反復する」
これが学習の基本です。