2021年07月14日

守谷久保ヶ丘校 小学生・中学生 夏休みの学習計画と注意点

みなさん、こんにちは!

守谷久保ヶ丘校 室長の赤根です。

7月に大雨による被害が出ております。被害にあわれた地域の1日も早い復旧をお祈りいたします。今週中に梅雨明けのニュースも聞くことができ、だんだんと夏らしくなってきましたね。熱中症に注意する時期ですので、水分補給・塩分補給はこまめにしてくださいね。

 1;ご家庭の夏休みに行なう学習計画と注意点

夏休みの計画と言っても夏休み明けまでの計画にすぎません。基本的に塾の通常授業と講習の日とお休みの日にわけて計画を立てるのが基本になります。

2;夏休みの1日のスケジュールの基本

塾の講習の有無にかかわらず毎日行う学習があります。

「計算」「漢字」「英単語」の3つは、毎日短い時間でも良いので習慣化するのが理想的です。使用する教材は、学校のドリルとITTO問題集です。
塾がある日は、基本的に塾の復習と宿題が中心になります。その他は計算と漢字と英単語を毎朝こなせれば充分です。
欲を言えば、隙間時間を使用した「理科」「社会」などの暗記部分を少しでもできれば理想的です。どちらにしても体調管理に注意をしながら無理のないようにしましょう。
塾の講習がない日は、「学校の課題」「塾の復習」「塾の宿題」「弱点の克服」が大きなテーマになります。
「計算」「漢字」「英単語」はこれまで通り毎日継続しましょう。弱点の克服は、これまでに受けた模試の結果などから弱点となる部分を見つけておく必要があります。
夏休み期間に飛躍的な偏差値の向上を期待せず、基本的な部分の弱点克服をして、日々の復習を行なうのが重要なポイントになります。

3;休日と休憩の違い

受験生以外は、数日間の休日があるのは問題ありません。受験生の場合は、基本的に休日は「なし」と考えて下さい。
休日はない方が理想的ですが、「休憩」は必ず取るようにしましょう。学習時間にもよりますが、1日に3時間くらいは自由時間が必要になります。
保護者の中には1日に3時間も遊ばせるくらいなら他の学習をと思うかもしれません。
受験生でも、気分転換が必要ですから、遊ぶ時間の確保は必要なことになります。ただまとめて3時間遊ぶことは、お勧めできません。午前中は集中して行い、午後と夕方に分けて休憩しましょう。
適度な自由時間と十分な睡眠時間は、受験成功の必須条件だと思って下さい。塾のない日であれば、3時間の自由時間があっても10時間以上学習できます。

4;モチベーションのコントロール

「休憩」の確保はモチベーションのコントロールにも必要になります。受験生のモチベーションが徐々に上がっていく考えは、大きな間違いです。モチベーションは、アップダウンの繰り返しで、中には受験数日前まで全く上がらない場合もあります。第一志望校の説明会や体験授業などがあれば、積極的に参加しましょう。モチベーションの向上にはオススメの方法だと考えられます。

5;偏差値の急激アップは望めない。得点力を上げていく。

受験勉強を始めると夏休み時期の取り組み方で偏差値の上がり方にも違いがあります。夏休み期間は、基礎的な学習の復習や弱点の克服が基本だと説明しました。
この学習により夏以降の模試で、ようやく偏差値の向上がみられると考えて下さい。ただ、受験生全員が勉強を始めますので、テストの平均点が上がります。平均点を偏差値50にして計算されますので、急激なアップは望めません。よって重視するのは、得点力です。志望する高校にむけて必要な得点が取れているか、正答率が向上し得点力が上がっているかに意識をおきましょう。基本的に夏休み以降と冬休み時期に得点力が変動します。偏差値の高い学校を目標としているとしても、基本学習を怠るのは得策ではありません。

今週末に

第二弾 学習計画について

第三弾 受験必勝3つのポイント

UP予定です。